犬を飼うということとは
犬がほしい、犬がほしい、と思って衝動買いしてしまうと、とんでもないことになりかねません。犬を飼うということはどういうことか、まず、犬を買う前にちょっと考えてみてください。犬の世話がどんなに大変かということを。
まずは住まいのチェック
あなたが住んでいるところは”ペット可”ですか?特に、マンションなどは飼えないところが多いので気をつけましょう。また、一軒家でもペットに向かない場合があります。あらゆる場合を想定してチェックしましょう。
転勤の可能性は?
愛するペットとの別れの理由で一番多いのが所帯主の転勤です。転居先で犬を飼えるとは限りません。転勤の可能性がある場合はペットを飼うのはやめたほうがよいでしょう。
家族みんな犬好きですか?
家族の中で一人でも犬が嫌いな人がいると、楽しいはずの犬との生活がぎくしゃくとしたものになります。また、犬のほうもストレスを感じます。そのストレスは病気の原因にもなります。
毎日の食事
当たり前のことですが犬は生き物です。毎日、2度〜3度、食事を与えなければなりません。今日は面倒なのでやめとこう、というわけにはいきません。
しもの世話
毎日食事をするということは毎日排泄します。赤ちゃんの面倒をみるように、毎日、毎日うんちの始末をしなければなりません。もちろん、散歩中にさせることもできますが、散歩に行けない日もあります。また、きちんとしつけていないと、もうあちこち掃除して回ることになります。
毎日の散歩
毎日きちんと散歩にいくことも大事です。雨の日は休むにしても、手を抜けば運動不足で病気になってしまうかもしれません。あなたにそんな時間がありますか?
いざという時犬を預ける所はありますか?
どこかに出かけるとき、犬を連れていけないことって多々あります。有料で預けるところもありますが、長期間だと大金が必要になって来ます。親兄弟の家など気楽に犬を預けるところがありますか?
病気になることもあります
犬は病気になることだってあります。病気になったら仕事を休んで病院へ連れて行かなければなりません。健康管理はとても大切です。
そして
- シャンプー
- ブラッシング
- トリミング
- 爪などの手入れ
- 無駄毛のカット
そのほかに生き物ですから何が起こるかわかりません。これらのことをきちんとマネージできなければ、あなたに犬を飼う資格はありません。
お金がかかります
最後に、覚悟しておかなければならないのは、犬を飼うにはお金がかかるということです。食事代はもちろん、トイレ用シート代など日常必要なものから、トリミング代、出かける時に預けたり、病気をすれば動物病院代などがかかります。金銭的に余裕がなければ犬は飼えません。