初めての犬の飼い方・しつけ方

ケージ・ハウストレーニング

屋外で飼う場合は犬小屋を使いますが、屋内犬の場合はケージやクレートをハウスとして使います。ここでは屋内犬について説明します。(クレートとは犬が入る持ち運びも可能なケースのことです。これを使ったしつけをクレートトレーニングまたはハウストレーニングと言います。目的はクレートの中に入っておとなしくすることを学ばせることです)。

 

犬は狭い場歩で休むことを好む

犬はもともと狭い場所で休むことを好みます。ケージやクレートで休む習慣をつけておくと、出かける時や動物病院へ預ける場合スムーズにいきます。

 

まずはケージやクレートに慣れさせる

最初、新しい環境での犬はケージやクレートを嫌がります。そこで、食事やおもちゃをケージやクレートの中において誘導します。まずは中に入ることへの抵抗感をなくします。

 

最初の三日間を乗り切る

子犬がきてからの最初の三日間は、親犬や兄弟犬と別れてさびしいために、どうしても夜泣きをします。そこで、ケージやクレートを飼い主のそばにおきます。それでも夜泣きします。当然、かわいそうになったり、うるさいためにだっこしてしまいます。たった三日、長くても1週間ですから、そこはぐっと我慢をして、ケージやクレートに入れたままにしておきましょう。

 

慣れてきたらリビングルームに移す

夜泣きが収まってきたら、ケージやクレートをリビングルームに移します。そして、遊んでいるときはケージやクレートの外、寝るときはケージやクレートの中、とメリハリをつけます。

 

寝る時や来客時には目隠しを

夜、寝かせるときyや、来客が多い時は気が散らないように、ケージやクレート全体に布などをかぶせて目隠しをすると、犬は落ち着きます。

 

抱き癖が付かないように気をつける

最初はどうしても夜泣きします。そのたびに抱いているとどんどん泣き癖がつきます。そこはぐっとこらえて、泣き癖がつかないように気を付けてください。