初めての犬の飼い方・しつけ方

ワクチン接種

犬用ワクチンは法律で決められたものや、犬特有の伝染病と言えるフィラリア用などいくつかあります。これらのワクチンを接種しているかどうかは、必ず犬の購入時に確認しておきます。

 

子犬の免疫力は生後60日後まで

子犬は生後60日間は免疫力があり、伝染病に感染することはありません。しかし、これを過ぎると、散歩中などに様々な伝染病に感染する可能性が出てきます。

 

1回目のワクチン

免疫力がなくなる生後60日〜70日ごろに第1回目のワクチン接種を行います。なお、ワクチン接種後1週間ぐらいは他の犬との接触を避けてください。また、シャンプーも望ましくありません。

 

2回目のワクチン接種

生後90〜100日の間に狂犬病予防のワクチン接種を行います。これは年1回の接種が法律で義務付けられています。

 

3回目のワクチン接種

3回目のワクチン接種は生後120前後に行います。ワクチンの効果は1年ぐらいですから、毎年1回は継続してワクチン接種を行います。

 

フィラリアの予防薬

フィラリアは蚊が媒介となって発症する犬独特の病気です。発症すると確実に死にいたります。完全に予防するには蚊が発生する初夏から秋にかけて、毎月1回予防薬を投与する必要があります。

 

毎年追加接種を

ワクチンによる免疫力は1年ほどで低下していきます。そのために毎年1回必ずワクチン接種しましょう。